送辞 ~ NEWSに恋して ありがとう
あれよあれよという間に大変な状況になってしまった2020春🌸
もう4月、うちのエリアも桜が満開です。
桜が咲いたら1年生♪というよりも、私の中の桜は卒業式のイメージです。
大学の卒業式、会場を出てきたら桜吹雪がとっても綺麗だったこと、今でもよく覚えてる。
そんな最後の卒業式から何年もたって時代もかわった2020/03/26、
卒業によく似た感傷を味わう出来事がありました。
GREEさんが運営してくれていた「NEWSに恋して」の配信終了です。
配信期間は、2018/03/27からちょうど2年間。
たくさんのときめきをくれた、慶ちゃん💜 祐くん❤ シゲくん💚 貴くん💛とのストーリー。
GREEさんがご親切にも、「もうすぐ卒業だよ」とお知らせをくれてからというもの、ひたすら画面保存の日々。連日これでもか、とばかりに潤沢に配給されるチケットやアイテムにとっても助けられました。
庶民にはなんにもやりたくないけど布マスク二枚でも送っとくかね・・・とかいってるどこぞのトップに教えて差し上げたい手厚さがすばら。
夏休みの宿題は最終日どころか提出日をにらんでやるタイプなので、そりゃまあ当然、最後の何日かで怒濤の追い上げだったんですけども、お陰さまでこの端末のギャラリーフォルダの8割がたはにゅす恋関連です。こんなの見られるかと思ったら絶対になくせないし、身内にこそ見られたくないので、いまコロナで倒れるわけにはいきません。
同じ状況のみなさま、元気に生き延びましょう。
実は私の初めての携帯ゲーム体験が「NEWSに恋して」だったんです。
いや~、浮かれてますね、2年前の私。貴くんの「またね」で舞い上がってる。
このあと、あんな台詞もあんな設定もあって悶えまくるんだぞ、なんなら最後はフルボイスだぞ。
こわいオオカミさんも悪いくまさんも幼馴染の貴くんも心わしづかみにしにくるんだぞ。
なんせ、リリース情報で予約するのも、ゲームをダウンロードするのも、実際にプレイするのも全部初めて。なんならこのために初めて自分でPlayストアを開いたし、課金するのも初めて。それまではコンビニのレジ横に展開してるカード類もなんのこっちゃと思ってました(あれ、自分のアナログぶりを暴露する記事になってきたぞ??)
言いたいことは、にゅす恋のおかげで新しい扉が開いたってことです。
だって、自分の端末に画面録画機能があることも、にゅす恋がなかったら知らないままだったよ。
旦那ちゃんがにやにやしながら言うには、男子がPCやスマホの操作に詳しくなるのは、思春期にえっちな何かしらをこっそり見たいがため~だそうですが、私にとってはそれがNEWSとにゅす恋だったんだな。(失礼な例えですみません)
そもそも、ますださんを好きにならなかったら、このブログもTwitterもやってないし。
毎回毎回の胸キュンストーリーとともに、素敵な時間と経験をくれたNEWSくんとGREEさんには感謝してもしきれません。
GREEのライターさんは女性なのかな?たぶんそうですよね?
すっかり大人になってしまった私でも恋愛ストーリーとしてとても好感が持てたのは、
主人公ちゃんが恋だけじゃなく仕事も家族も大切にしていたこと。
それから、4人のキャラクターが本人イメージ通りであるのはもちろん、
彼女ときちんと対等で、古い価値観の男性ではなかったこと。
どのストーリーもほぼ「好きです」「お付き合いしてください」って、お行儀いいところも。(シゲくんの紆余曲折はさもありなん~だし。)
好きすぎてなんども保存しちゃった貴くんのシーンがあるんですけど、
「○○の作るご飯は大好きだけど」
「ご飯作ってほしくて一緒にすんでるわけじゃないから」
「いい意味で、ゆる~くやっていくのが理想っていうか」
「余裕のあるほうが、相手にちょっと優しくするくらいの感じで」
もうこれ、ほんとに理想です。
ご飯作るのも家のこといろいろやるのも、義務にしてほしくない。
余裕があるほうがやる。なんなら余裕ないときはお互いにやんなくてもいい。
若いお嬢さんのなかには、付き合ったら彼に何でも全部してあげたい~って夢を見ているかたもいるかもしれませんし、そうしてあげるのを否定はしませんが、それをやってもらって当然だと受けとる相手は要注意だよ。
シゲくんみたいに何でも出来て好きなご飯を作ってくれるひとはまだ少ないかもだけど、慶ちゃんや祐くんみたいに、出来ないなりにも一生懸命手伝ってくれたり、必ずありがとうって言ってくれる彼氏だったらきっと幸せ。貴くんみたいにこうやって言葉にしてくれるひとを待ってた気がする。
石田さんになりかわってお姉さんがお勧めします。
うちは共働きなんですけど、旦那ちゃんが洗濯や掃除をしてくれたら全力でありがとうを言うし、私がばたばた帰ってきてへろへろななかご飯作ったら褒めてくれるよう誘導します。ありがとうがあるとないの違いは大きい。言葉で伝えてくれるともっと嬉しい。部屋がとっ散らかってるのを見て見ぬふりしてくれるのもありがとう~。(このあたり、現実のこやますちゃんは許してくれない気もする。)
そういえば、にゅす恋はすーさんや女性上司や石田さん、年上の登場人物もそれぞれに素敵でしたね。とくに石田さん、憧れております。
あと、NEWS製菓をはじめとする社内恋愛もののストーリーで、ますださんに地味紺スーツを着せてくださったことにも、たいそう感謝しております。特に初期のあの紺スーツをセレクトした担当者さまには感謝状と高級焼き菓子セットをお贈りしたい。こやしげさんのスーツはお見かけする機会もままあるけども、てごます、とくにますださんの衣装ではない地味スーツは垂涎ものでございました。ここから派生して、警察・消防関係の制服とかさ~、作業着姿が拝みたかった・・・贅沢ですけども。
スーツと浴衣姿はちゃっかり完全保存しております。
そして迎えたフィナーレ。
ゲームなんだから、いつかは終わりが来ることも納得だし、731日間めいっぱい楽しませていただいたし、終わったからと言って、NEWSの活躍も私が彼らを大好きなことにも変わりはないのだけれど、配信が止まってからのこの寂しさはなんだろう。
「朝から何の気なしににゅす恋をあけようとして、そうか、もう君はいないんだ・・・と寂しさを実感する。」
これが3/27のツイートなんですけど、それから1週間が経っても、まだついアイコンをさわってしまうし、毎日のおみくじやファッションチェックをしたくなっちゃう。2年間ですっかり習慣になってしまって、どんなときも私の暮らしのなかにいてくれたんだなぁ・・・としみじみ思いながら、この長い送辞を書いております。
これ、本当の卒業式なら原稿が長すぎて先生にカットされるやつだな。
にゅす恋の終わりを卒業に例えてつれづれ書いてみました。
遠い昔の、大好きな部活の先輩たちを卒業式で見送った春の感傷を思い出すし、自分の卒業の前に大学構内の写真を撮りまくった日々にも似ている気がする。ひとり、またひとりと下宿を引き揚げていく友人を見送って、最後に自分の荷物をクルマに全部積み込んで、友人がバイトするスタンドで給油して町を出たあとにどっと寂しさが込み上げて来たことを久しぶりに思い出したり。
毎日いつもの教室で部室で会えないだけで、何年経っても友人は友人だし、いまだに連絡取り合ってる。
でも、やっぱりいつものところで会いたいんだよ。
いつか、にゅす恋と一緒に過ごした2年間が、寂しさよりもほんのり温かい大切な思い出になる日まで、ちゃんとこの寂しさを忘れないようにしようと思います。
いまはまだ、いつもの場所にある消せないアイコンが切なくて、プリプリの ♬ M みたいな気持ちになります。「いつも一緒にいたかった、隣で笑ってたかった~消せないアドレス、Nのページに~」って歌いたくなるの。
知らないお友達はプリンセスプリンセスで検索してね。きっとお母さんは歌えるよ。
運営さんからの最後のご挨拶も素晴らしくて、愛が伝わるゲームでした。
ずっとずっと、どんなときも寄り添ってくれて本当にありがとうございました。
今日も明日もあさっても、ずっとずっと大好きだよ。