明確で揺るがないスタンス
残暑お見舞い申し上げます。
まだまだとんでもなく暑い夏。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
「生きろ」も発売決定になったことだし、9月までなんとかサバイブしなくては。
普段の夏は冷房苦手な私も、今年ばかりはクーラーをフル稼働させています。
こんな夏に芸能人生一番の忙しさを迎えているますださんを思うと(たぶん加藤さんも~)週末の味スタが少しでも過ごしやすい天候になることを南の地から祈るばかりです。もしも私に権力と財力があるのならば、NEWSさんとスタッフさんに大量のビールとコーヒーと餃子とマンハッタンを差入れするのに。
味スタに行かれる皆さんも、いまから体調しっかり整えて、思う存分に楽しんできてくださいね。
暑いうえに嬉しくて眠れないかもだけど、睡眠はほんっとに大切だから!
さて、季節の話題はこんなとこにしといて。
大好きなひとの大好きたるゆえんが増えていくばかりなのでいっぱい書きに来ました。
ついったーじゃあ、全くもって足りなくって。重すぎて自分でも持て余し気味。
なんでもかんでも好き・・・ってなっちゃうの、どこに納めたらいいんでしょうか?
蒸し暑さ全開の時期に蒸し返してなんですけれど・・・
皆さんはNEWS『EPCOTIA』ツアーでのキンブレ問題を覚えてますか?
ツアー序盤では、公式ペンラ以外のキンブレでアピール(?)するお客さんが、せっかく制御されたペンラでの空間演出や暗転効果を妨げていたことから、ますださんが自分の〇〇で「小さなハートのお願い」をして、加藤さんもラジオで触れてくれたことから、みるみるキンブレ勢が減ったんでした。
本人に言わせてごめんなさい~みたいに悔いている方もいたようだけれど、
私は、ご本人たちが言ってくれたことが素晴らしい!!と思ってます。
「さすがだなあ」「きちんと対応できて大人だな」とますます舞台人ますださんが好きになりました。
もっとはやく、公式ページやデジチケのサイトでお約束をいれてもよかったくらい。
(キンブレがこんなにいるとは、幕が上がるまで予想外だったでしょうねw)
「言わなくてもわかる」っていうのは、理想だけど幻想です。
私の常識はあなたの常識とは違うかもしれない。
もちろん、なにも言わずにすべてを悟ってあげられたら理想だし、小さなライブハウス規模でいつも常連だらけのライブなら可能かもしれないけれど。
うちなんか夫婦二人暮らしだけど、伝わらないことだらけ(笑)だから大切なことは何度でもいうよ。
何十万ものファンがいて、「言わなくてもわかる」は無理なんです。伝わったら奇跡。
そこに頼るととんでもない忖度合戦になったり、勝手にキンブレ警察やら盛髪警察が出動しそう~。
自分たちがやりたい舞台のかたちが見えてるなら、そこはきちんと公式見解として伝えたらいいのに~と思っていたところにアップされたのが4月28日でした。
あの時、私はますださんの「ごめんね」で始まるお願いの仕方がとっても優しくって上手だなぁと、こんな風にお願いされたら聞き入れないわけにはいかないよね~と思って読んでいました。公式以外のものを使う人の事情を思いやり、(この辺りが自分もライブや舞台に行く人っぽい)そのうえできちんと演出側からの理由を説明する。ライティング効果はもちろんだけれど、きちんと暗転できないと次に進めない演出もあるもんね。納得せざるを得ないとこに可愛らしくとどめのお詫びのことば。ますださん、完璧です!
自分の仕事でも、交渉事があるときはこのお願いの仕方は見習いたいです。
キンブレ使う人のなかには、初めてのNEWS!ひょっとしたらライブ自体が初めてでなにもわからず用意しちゃったひともいるだろうし、ふだんはキンブレ全色完備するのが常識みたいなジャンルで楽しんでるひともいたかもしれない。私も初めてSMAPさんにお邪魔したときは先輩に言われるがままうちわとペンラを買ったよ~。何言われても聞かない確信犯な一部を除いて、知らずにうっかり派の方々にはこうしてご本人から自分の言葉で言っていただくのが一番なのではないでしょうか。
まぁ、いつも熱心に増田さんの〇〇を読んだり、加藤さんのラジオを聞いている層にはもともとキンブレ派はあまりいなかっただろうけど、「本人が書いた/言った」ルールが伝わるのは効果高いし、現場で注意するスタッフさんもあれで格段にお仕事がしやすくなったはず。
そのあとすぐにますださん主演舞台が発表されました。
7月に開幕する前から、各媒体で「お芝居です」「カンパニーの一員です」「ソロコンサートではありません」と注意喚起されてましたね。いつもライブにくるファンであっても今回は勝手が違うんだよ、観劇だからね~と教えてくれてた。
若いお嬢さんたちはNEWSもしくはジャニーズ一筋で、ほかのジャンルをあまり知らない子も多いのかな?それも踏まえてなのか、何度も言ってくれるのがますださんの優しさであり誠実さだと思います。
ラジオではメンバーが観劇に来た際のざわめきのことを「残念」とおっしゃっていたけれど、それでも本人の口から伝えようとしてくれたところ。
舞台に立つ人間として、さらに、舞台を見ることを愛する人間としてのますださんの揺るがなさ。
ファンに向かっても「今回の自分はこうだから、お客さんにはこうあって欲しい」と、優しくわかりやすく誰のことも責めずに明確に自分のスタンスを教えてくれるところ。
こんなの、なんでも全部まるっと好きになるしかないんですけど?
舞台はFC枠も一般発売も当日券もかすりもしなくて、毎週のように映像化と再演のお願いハガキを書いてるので、ちょっと美化しすぎてるかこの暑さでやられてる可能性もあります。
これまでも、ますださんは、ちょこちょことライブの衣装や演出の裏話を教えてくれながら、ドームと他の会場との違いを謝ってくれたり、映像出るから待っててねって、入れなかったファンのことを気遣ってくれてました。マナーの悪いファンに対しては、時に毅然とした態度で接することも何となく噂で伝わってきてたり(ここは真偽不明)そういうとこも、ラスボスっぽいんですよね(注=私が勝手に立てている仮説です)
味スタでも、野外だからこその演出だったり、いつもと違う楽しみ方や、逆にNG事項もあるかもしれません。
一切の遠慮なく、ご本人たちと公式からばんばん発信してほしいです。
イベントスタッフ経験者から言わせて頂くと、会場からのNG事項はお客さんがちゃんと守ってくれないと本当に次回から出禁になります。大掛かりな演出のある大きな会場ほど、ひとの命に関わることもあるからね。
脅すわけではないけれど、マイナスな情報こそきちんと正確に共有することが大切です。
ブログやTwitterで皆さんが野外ならではの持ち物や注意事項を情報交換されてる様子を頼もしく眺めています。
今回のあれこれをまとめながら思い出したのが、以前は来福公演があるたびに見にいっていたキャラメルボックス。
いかに演者も客席も快適にお芝居を楽しむか~というのをとても大切にされていて、チケットうらの「あたりまえ関係注意事項」からびっしり。でも読んじゃう。
お友達との「うんちく話」「あいづちをもとめるひそひそ話」そして「ひとりごと」はやめてください。
幕が開いたら舞台とあなたは1対1です。
↑ ここ大事なので青字で太字にしました。
当時は、前説五郎さんこと加藤Pの前説も開演前のお楽しみで、必ず前説に間に合うように着席するのがお約束みたいになっていました。いつも念入りかつ面白おかしく公演中の諸注意やグッズの宣伝をされていて、聞き飽きないの。とくに携帯電話の電源を切らせることにかけては、とことん心血注いでいらっしゃいました。専用の歌とダンスまでありましたもん。今もあるのかしら?
ここまでは行かなくても、劇団それぞれで「いかに観劇マナーを啓蒙してファンといい関係を続けていくか」を腐心されていて、劇場ではいい勉強させてもらったな~と思い返したところです。だれか俳優さんがブレイクすると途端にファン層が変わったり、劇団が大きくなるためのご苦労もあったんでしょうね。
私も某舞台で経験しました。開演ぎりぎりに斜め前の席に飛び込んできた男性をみたら、ナイロンの看板俳優さんで、名前言いそうになっちゃって必死に声を押さえたこともあったな~。
「自分で考えろ(空気を読め)」って相手に求めることは簡単だけど、それが出来るようになるためには最低限の知識だったりお約束を周知することも大切ですもん。
ティーチングをすっ飛ばしてのコーチングはありえないのだ!!
いいお客さんはいいカンパニーに付く。また、その逆もしかり。
ますださんもきっと、舞台のひととしてそのあたりを肌で分かってらっしゃるんだろな。
そういえば「テゴマスの魔法」のときの前説映像、可愛くってわかりやすくて秀逸でしたもんね。
ミスターインポッシブルから機長ときて、味スタはどんな前説なのかな?
行かれる方は、NEWSコールも大切だけど、前説もしっかり聞いてあげてくださいね。
素敵なお祝いライブになりますように。
やっぱり保管してたチケット。
「風を継ぐもの」なんとこれは、2001年スプリングツアーのものでした。