あなたの声を聴かせてね。

いつも元気と勇気をくれる大好きな人たちに感謝を捧げる場所にします。まっすー、えんちゃんありがとう。

LIVE LIVE LIVE  ~第2夜~

個人的ライブ強化週間、初めてのレキシに続きまして、

第2夜、高野寛さん@オリエンタルホテル広島

2018年12月14日の公演です。

 

高野さんの30周年ツアー Season 1

関西から中国・四国エリアの趣ある会場を巡るツアーのなかで、私の地元から一番近い会場であり、さらに高野さんのお誕生日公演でもあることから、我慢できずに参加。

でもでも、日帰りなので遠征ではありません(自分に言い訳)

 

自分が忘れたくない、書きたいだけの遠征記です。

ふだん、ジャニーズをはじめメジャーどころの大きな公演しか入らないかたには、ちょっと新鮮かもしれません。

 

高野さんのライブは、いつも会場のセレクトがとっても素敵です。

今回のツアーも古い教会に始まって、プラネタリウムだったり由緒正しそうなお寺さんだったり迎賓館だったり。こんなに素敵な会場を一体どこから探してこられるのでしょうか?ギター一本の弾き語りなのと、100人規模だから自由が利くというのも強みなんでしょうね。スケジュールを眺めていると、行きたい会場、入ってみたい建物ばかり。

古い建物と高野さんの声はとっても親和すると思う。

 

私の入った広島会場は、ホテルのチャペルでした。

せっかく広島に行くから~と、早めに出発して宮島にもお参りし、うろうろしている鹿を眺めたり縁起物のお菓子を買ったり、高野さんへのバースデーカードも用意して会場へ。

ホテル前は平和通り、イルミネーションがクリスマス仕様というよりもがっつりカープ仕様で、さすが広島だと感じさせられました。(来年の交流戦マツダスタジアムで観戦してみたいな~)

 

ホテルが予想以上にきれいなところで、バンケット案内にライブのご案内が出てるのもレア。

3階に上がるとロビーで受付です。チケットはメールで申し込んで→銀行振込というシステムなので、受付で名前をいって通してもらいます。文字通りの受付。チケットが手元に残らないのがちょっと残念だけど、会場名がはいったフライヤーもらったから、これでいいとしましょう。いつも、いーぷらすさんとかちけぴさんの謎の手数料にぼったくられているので、この明朗会計システムはすっきりします。

 

重い扉を開けてチャペルに入ると、そこはまばゆいほど真っ白なお部屋。

めっちゃお洒落でスタイリッシュ~!ここ絶対に広島で人気のチャペルでしょ?

結婚式なら祭壇があるはずの場所にマイクと椅子などがセッティングされ、ステージを要にこれまた白い椅子が扇形に配置されてるの。近い、近いよ~。自由席なんですけど、高野ファンはシャイで大人な客層なので、ばらばらに席が埋まっていて、私も後方の一番端っこに陣取りました。

 

チャペル内は飲食禁止なので、ロビーに戻ってドリンク。

ワンドリンク制なのはライブハウスと同じですが、ここはホテルスタッフが物静かに恭しくサーブしてくれます。思わずスパークリングワインなどいただいちゃいました。すっきり辛口で美味しかった。

 

あれ、まだライブ始まってないのに1000字越えちゃった。おかしいな?

ここで頭を冷やそうと思ったら、1週間空きました。

なので、この後はNEWS魂の登山二日目のごとく駆け足で(おいっ)

 

高野さんのソロライブは、基本的にギターの弾き語りなので、木管楽器のような温かい声をききながら、美しい指先にうっとり見入るのが常です。今回はとってもよく見えてラッキー。

だいたいのセットリストは決まっているそうですが、会場の雰囲気にあわせてリフレインを増やしたり、曲目を変えたり。そりゃ持ち歌めっちゃあるしね~。そうやって自在にライブを作っていらっしゃるのがさすがベテランです。さわやかと言われ続けて30年ですもんね。

このフレーズ、よく使ってらしてご本人も気に入っているようなんだけど、「さわやか」に惹かれるのは、高野さんが静岡の人だからかしら??fromさわやかハンバーグw

 

デビュー曲だったり、1人バージョンの「winter  tale~冬物語~」だったり、いっぱい歌ってくれて、途中で訥々とMCをはさんで。ずいぶんライブにも慣れたけれど、MCだけはうまくならないともおっしゃってました。そういえば、大切な告知はグリーンダカラちゃんの歌の替え歌でしたもんね。

歌い手さんは歌さえよければ、別に喋りは流暢じゃなくても全然かまわないけどなぁ。隙あらば客席をいじってくる池ちゃんとは全くタイプが違うんです。どっちが好き?どっちも好~き~。

とくにお誕生日には触れず(あえて、だったみたいです)アンコールで登場されるときに客席が自然発生的に♪ハッピーバースデーを歌いました。こういうことがうまく出来るのも小さい会場ならではの良さだなぁ。

アンコールで最後に歌ってくれた「500マイル」が、ゆっくりゆっくり心に沁みました。

 

ライブって本当に生き物なんだなと思わせてくれる時間でした。

開場が大きなホールやアリーナ、ドームになると、ショーアップされた豪華なステージにならざるをえない。それはそれで、そこでしかできない演出があり良さがあるんだけれど、ちいさな息遣いまで伝わる会場のよさも大好きだし忘れたくないし未経験のかたには知ってほしいんです。なにより、目の前で歌ってくれる高野さんの声がとんでもなく素敵なんだから!

高野さんは小さな空間ではひとりひとりに直接なまの音楽を届けるライブをしてくれています。

ユニットの時、フルバンドの時はそれぞれまた違うんですよね~。

ご興味をお持ちのかた、来年早々にYMOのトリビュートライブのバンマスを務められますし、30周年記念ライブもありますのでぜひ~。どちらも異様なほどゲストが豪華です。そして私にレポを読ませてください。

 

 

レキシから高野寛さんへ。全然脈絡のない感じですけど、そういえば9月の福岡のライブで高野さんが会場をフラフラしてるとこを捕獲したっつって飛び入り演奏してくれたのは、ニセレキシさんだったわ。

 

いったん自宅に帰って、この次の日にまたライブに行くんです。

よくこんなスケジュール組んだな、自分。

第3夜、遠藤正明さんのCANも素晴らしかったので、来年になっても書きます。